定量分析とは何か。ここからは始める分析の基礎!

分析とは何か・・・
そもそも日ごろから接している分析って何をすることなのか?
なんでも分析ってできるのだろうか。
生命保険会社が「愛」について分析をした事例がある。
分析をする以上「愛」を可視化(今回は金額に換算)するのだが、生涯をともにする時間とか、わかれたときの慰謝料などが浮かぶば、今回のケースは、結婚をツールとしてつかっている。
独身女性が結婚相手に求める年収平均を調査。平均552万だった。
一方、心から愛せる相手ができた場合、相手の年収はいくらまで許せますか?と聞いたところ、270万だった。この差額である282万が1年間の愛の値段と推定できる。
このように、一見比較できないようなものでもAとBを「比較」することでできるものが分析である。
分析のプロセスとは
仮説思考
まず、物事に対して仮説をたてる。簡単にいえば問をつくり回答を考えてみる。そしてそれを検証することを考えていこう
1stステップ 仮説のプロセス
- 問い
- 回答
- 検証
2ndステップ 考え方の種類
分析に対して向ける視点は以下の5つのパターンがある
- インパクト その仮説が全体に与える影響
- ギャップ あるべきと現状の差
- トレンド 時間的な傾向
- ばらつき 要素の数的傾向
- パターン 推移の傾向
これらの視点を表すため(アプローチ)の種類も分類されている
- グラフ
- 数字
- 数式
視点毎のグラフ
- ギャップを見る場合 横棒、ウォーターフォール
- トレンドを見る場合 折れ線、縦棒
- ちらばりを見る場合 ヒストグラム 分布図 円グラフ パレート図
- パターンをみる場合 散布図
STEP3 比較の方法仕方
数字に集約する。
- 単純平均 算術平均ともよばれる。いわゆるアベレージ。単純にわったもの。
- 加重平均 アベレージのアベレージにならないよう、重みを考慮して平均をだす。
- 幾何平均 かけ算で変化していくような(例:預金の利子率など)変量の、
平均の変化率を求めるには幾何平均(相乗平均)を用います。 - 中央値 topとUNDERの数字が大きくかけ離れた場合にとる平均
このあたりになっていくと、統計学の世界になっていくが、一般にてよく使われる数字は押さえておきたい。