お勧めビジネス書「1分で話せ」
「1分で話せ」とはどんな本?
「1分で話せ」は世界中の経営者が称賛した会話術をまとめた本です。
プレゼンやレビューの際に長くて理解しにくい会議ってあると思います。
聞くほうならまだしも、話すほうでそうなると嫌ですよね。
そんな方にお勧めの本となっています。

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術 [ 伊藤 羊一 ] 価格:1,540円 (2021/8/18 22:41時点) 感想(41件) ![]() |
「1分で話せ」の作者
伊藤 羊一さんという方で、yahooの方です。
ソフトバンクのプレゼン大会で孫さんから表彰を受けたらしい。一度セミナーに出たことがあるのですが、会話は面白い方でした。
何より特徴としてロジカルな話し方ができる方です。
「1分で話せ」のPOINT
会話はWhatで話やすいがこれはわかりにくいですよね。
なぜなら結論とアクションが一緒になりやすく、目的が見えにくいから。
具体的にいうと、眠くなった自分がいて、奥さんにこう言います。
「お休み、もうベッドに行く。」
この会話は
「何故」
という部分が抜けているので、ツーカーとなっている家族ならともかく
ビジネスでこういう話し方だと通じない。
上司に、
「すいません、おやすみなさい。寝ます」
という話をしても
「寝れば?」
とか
「何?寝るの?」
と思われますよね。
そこで、ビジネスの場だと変える必要があります。
いわゆる「結論から話す」
ということです。
結論から話すとは「寝ます。なぜなら~」という論理構成でものを話すということです。
ただ、これって日本人の会話としてどうなの?と思いません?
だから身につかない事も多いです。
そこでポイントは以下です。
Whyから話せ!
皆さんはゴールデンサークル理論をご存知でしょうか。
サイモンシネックさんがtedでプレゼンしている動画で、多くの経営者が感銘を受けたそうです。
whyこそが人を動かすという内容ですが、
要はwhyが事象の中核で、これを伝えることがコミュニケーションで重要なんです。
「昨晩遅かったので明日に備えて、早めに就寝します。」
とか、
「明日の早朝から飛行機移動のため、早めに帰宅したいのですがよろしいでしょうか」
になりますよね。
この話し方はwhyから言っているのでスムーズに受け止められるかなと思います。
そして少し離れますが、この「whyから話せ」はリーダー論にこれは用いられます。
- why:ミッション・ビジョンの共有(ゴールの設計)
- how:どうやって1を達成するのか
- what:施策と結果
という流れですね。
このwhyを明確にするテクニックを、この「1分で話せ」は明らかにしています。
非常に参考になる本でした!