集団のマネジメントの3つ課題と特徴を整理

2019年10月6日2.コミュニケーション

チーム

集団のマネジメントに避けられない課題と解決方法

グループをマネジメントするにおいて避けられない問題が3つある

  1. コミュニケーション
  2. コンフリクト
  3. 意思決定

3つの特徴について整理をする

コミュニケーション

集団におけるコミュニケーションの問題とは、情報を「受ける」「渡す」におけるコミュニケーションの課題で、これにも3つの種類がある

  • フィルタリング
    「フィルタリング」とは受けてにとり好意的に受け取ってもらおうと、送り手が聞きやすい情報を報告してしまうこと
  • 選択的認知
    「選択的認知」とは、複数の情報から興味のあるものを選択してうけとってしまったり、自分の関心や期待をもって解釈し、いわゆる「盛って」聞き取ってしまうこと
  • 文化的差異
    「文化的差異」とは、社会性・出自・環境によって生まれる違いで、同じ言葉でも違う言葉で受け止めてしまう事。

発生させないためには確認/裏取りをすることが重要となる!

具体的には次のアクションを行われる前に、インプット/アウトプットの「確認」作業が必要になる。

「フィルタリング」されてしまったかどうか、インプットの確認作業はいわゆるテスト形式のものが有効だ。内面的なものについて発露させる事が必要なので、簡易なものであれば普段からの会話での理解度チェックなども効果的。アウトプットでの確認作業は、実践する場の提供に立ち会う事がよい。例えば、自分指示に対し、現場のメンバー指示を与えるケース。メールでの展開チェックや、朝礼の周知事項等だ。朝礼等で周知が終わった後、補足事項をするケース等は、アウトプットでフィルタリングがかかているものを修正している実例にあたる。

「選択的認知」のケースは、少し難しい。報告や相談というケースでよく発生するが、「報告」というのシーンは役職やタイミングによって変わるため、すべてチェックできないケースがある。例えば上司がその上の役職に報告する情報は、チェックはできない。
このため、「選択的認知」のケースは事前の「合意形成」が確認方法として有効だ。相互の理解の項目をあわせておけば、最低限伝達される情報は共有される。意図とは別の報告をされてもそれは自身で解決できる問題ではないし、止める事のできない上司の特権なので責任を負う必要もない。

「文化的差異」は最も厄介で、チェックすべき項目かわからないことが多い。
一番良いことはともに時間をかけて会話することだが、それができない場合はやはり、アウトプットを止めるしかない。その人のミッションにあわせて防波堤をおきながら管理することになるだろう。
文化的差異は厄介なケースなため、よくチームから外す形で統制をとることも多い。
ただし、文化的差異をもつメンバーはブレストやディスカッションを実施すると破壊的なアイデアを出すことも多いので企画だし、解決策出しには重要になるケースがある事はおさえておいたほうがいい。

コンフリクト

コンフリクトは意見の衝突・対立のこと。
最近ではこの衝突をネガティブなものではなく、ポジティブに管理して
職場の円滑化、および組織の成長において役立たせる コンフリクトマネジメントが注目されてきている。

要は組織で人材同士の衝突が起きた場合、勝ち負けが生じるため、利益は片方によって、片方は損をしてしまう(ゼロサム化)。
しかしそれでは、本当の意味での組織の成長につながらないことも多い。あるべき姿は本当にそれで正しいのか再度見つめなおし、双方の関係をWin-Winとなるよう進め、利害の衝突や対立を解消すると同時に人材や組織全体の成長へとつなげる。

つまり、普通衝突は「しこり」となったり「遺恨」と呼ばれたりしたが、これをメリットに変えれるため、効率的なマネジメント方法だ。

コンフリクトマネジメントの概念


コンフリクトマネジメントは、3つの手順に分類される。

  1. 概要の認識
  2. Win-Winの検討
  3. 相互理解と協働


まずは・・・概要の認識
職場で起こる利害に関係した衝突や対立をただの諍いで終わらせず、衝突・対立を組織の成長につなげる取り組みとなる。その事案は一体どんなことで、二つの意見の対立の良い面と悪い面を考える

次に・・・Win-winの検討
ここが重要で、いわゆる妥協点の模索。従来のコンフリクトは前述のとおりゼロサム化されることが多かったが、そこには人のパワーの強弱があることが大きい。つまり、意見に対して余計なパワーがかかっていなかったかを客観的にとらえ、合理的な解決策を考える。

最後に・・・相互理解と共同
通常ならデメリットとなるはずのコンフリクトを相互利益に変える、いわばこの取り組みの最大の特徴で、関係に亀裂を生じさせたであろう物事から、検討によって客観的に整理された解決策で、相互理解と協働を実現する。

意思決定

意思決定についての大きな課題は、上位者、関連者への合意形成だ。いわゆるステークホルダーマネジメントと呼ばれる手法が大きい。最も難しい課題だと思う。
合意形成、ネゴシエーション、チームへのパワーコントロール等、複数の手法を用いて解決することが
定義されているが、それぞれが大きな項目でフレームワークも乱立しているので、別途まとめたい。

いかがでしたでしょうか。ご意見ご要望ある方は問い合わせからご連絡ください。