お勧めビジネス書 「OUTPUT大全」

2019年7月8日4.その他

OUTPUT大全
アウトプット大全を読んで感じた感想を日記風に記載しています。

OUTPUT大全とは?

  • アウトプットの方法について精神科医が脳科学を根拠に説明した本
  • 樺沢紫苑さんが作者

私はコールセンター現場からたたき上げでマネジメントを勉強してきた経歴。そこそこ成績も成果も出していたため、よくプロジェクトの責任者にされた経験が多い。
ある企画部門に所属していた際、現場出身者あるあるだが言っている言葉が専門的で理解されにくいためアウトプットには苦心していた。
そこでたどり着いた本です。自分がアウトプットする意味も含めてここに感想を記載するが。ネタバレがあるのでご注意ください。

Output rule 定義・基本原則・メリット

人間は脳の構造的に一時記憶する場所と長期記憶する場所が違う。一時記憶したものを長期記憶するためには2週間で3回のアウトプットが必要らしい。このアウトプットとインプットとの理想比率や、アウトプットを有意義にするためのフィードバックとの関係について書かれているが、注目できるものが、このフィードバックの手法を定義していたこと。内容は以下4つだ。

  1. 短所克服と長所伸展
    見直し、原因追及、微調整等、次のインプットへの検討。理由の深堀
  2. 情報の拡張      
    「広げる」と「深める」の2軸からネクストアクションを探す
  3. Whyの追求      
    なぜという疑問を自分で解決する方法を身に着けること。検索、ヒアリング、本など自分の中でプロセスを確立できていることが重要
  4. 他者へのヒアリング
    自分より経験が多い人たちにアドバイスをもらうこと。これには普段からアドバイスをもらえる人を作っておくコミュニケーションも重要

私はビジネスで「成果を出すことは自分の強みを繰りかえしアウトプットすること」だと思っているので、ではアウトプットはどうすれば身につくのか?が整理されたと思う。
つまり、自分の強みを知ることは自分一人でできることもあるが、アウトプットは他社の評価が一つの指針になるので、高い評価(成果)を具現化、定義化するにはこのフィードバックの整理の仕方が一つの解決策になるかもしれない。しっかりインプットしておきたいと思う。

自分の文章の稚拙さを感じつつ。。。

outputの基本法則

アウトプットに置ける基本的なプロセスと方法の説明。
つたえることの意味と注意点や、叱ると怒るの違い、ディスカション、ディベートの重要性等。
特に気になったところは10対30対100の法則。これはプレゼンや会議に置ける想定質問個数の準備数で、それぞれ7割、9割、10割の準備達成度になることを、筆者のセミナー経験から語られていた。
私もプレゼンをする際によく事前問答は準備するが、大概10個も思いつかない。ただそれでほぼ
会議は円滑に進んだ気がする。やっぱりゼロと7割の差は大きかった感触がある。
準備の重要性を特に感じた内容だった。

基本的なプロセスはやはり回数をどうこなすかは重要で、そうなると回数をこなせるシチュエーションはどれぐらい容易できるかがポイントだと思う。その際に本書では親友、相談相手、癒し手を15人、揃えるが親友は3人で十分、それ以上は緊密な関係が保てないと記載されていた。
確かに最近ある友達が多いことが自慢の芸人が、反社勢力とお付き合いがあったことがばれて首になっていた。友人は密度が重要だと思う。
有名ブロガーの記事で、「ブログを書くと本当の友人ができる」という。横のつながりができていくらしい。
コミュニケーションって難しいけど重要だと感じたと思う。

ハインリッヒの法則
重大トラブル、軽微トラブル、ヒヤリハットの管理ロジックと
1:29:300 の法則

リスク管理としてある工場の5000件のトラブルから算出されたロジック。
品質管理の答えの一つになっていると思う。重大なトラブル、軽微なトラブル、ヒヤリハットにわけて管理をされていた。

運用を管理する上で、何がリスクなのか?何を優先してPDCAを回せばいいのか?はなかなか難しい課題だ。
特にリボン型ビジネスやアウトソース型ビジネスは、片方の利益が片方の損失になることが多い。
では、何を重要として何を軽微とするか?についてコンフリクト(衝突)することが多いのだが、
統計割合で解決する、一つの打ち手になるのではないかと思う。
最終的には中度や中重度等に細分化して分けていく事になると思うが基本的な指針になると思う。
運用を管理する人にはリスク対策の線になりそうで面白く感じた。

書くということ

最近はもっぱらパソコンを使うことが多くて、何かあっても打つが基本になっている。
ただ、それだと脳はやっぱり覚えが悪くて、書くことの重要性を説いている。パワーポイントに企画書を起こす際、よく先にストーリーを描くことを教えられる。
ストーリーとはいわゆる論理展開なんだけど、そこが整理できるかできないかが結構重要で、頭やパソコンで整理するのは確かに忘れてしまうかもしれない。

ノートの記載方法

この本ではOUTPUTなので、ロジカルシンキングはまた別だが検討したものを出す方法としてアウトプットから考えていく必要がある。
なぜならそれがゴール設計の具体的な打ち手になるから。
そのため、その一歩手前をどう整理するかをノートでまとめることは一つの手段としてよいと思う。
ノートで1ページにまとめる鍛錬をしようと思う今日でした。

まとめ


この本は脳科学的な見地から、知見を教えることができるようになるにはどうすればよいかを記載した本だと思う。
つまり知見を発露させることで人生が変わっていく、そのために必要なことは?というテクニックや
脳科学的な知見を根拠として説明している。
非常に面白いアプローチだが、実証が重要と思う。個人としてはIn-outのスパイラルを活用してどれぐらい身につくのかを、
ビジネスシーンでは、現状どれぐらいギャップがあり、どれぐらいの改善ができるのかをぜひ試してみたい。